一般的には拒食や過食と呼ばれるものですが,専門用語では,神経性やせ症や神経性過食症などと呼ばれます。過剰に食べて排出(下剤乱用や自己誘発性嘔吐など)することも特徴のひとつとして挙げることができます。食べて排出するといった行動が生じるため,その行動に注目しがちですが,実は背景には,“自己の傷つき”などといった心理的な課題が潜在しています。カウンセリングや心理療法を通して,生まれてから今に至るまでで抱えてきた心理的な課題に注目をして,少しでも安心して楽に生活が送れるようにお手伝いします。
厚生労働省の定義では,「自閉症,アスペルガー症候群,注意欠如・多動性障害,学習障害,チック障害などが含まれる」とされています。障害といわれてしまうと,“病的な何か”のように感じてしまうこともあるかも知れませんが,病気ではなく,特性(持って生まれた特徴)といえます。
厚生労働省の定義のうち,DSM-5という診断基準では,自閉症とアスペルガー障害とをまとめて,自閉スペクトラム症(ASD)と呼ばれます。ASDの場合,こだわりや対人コミュニケーションの困難さ,知覚の問題(視覚的な記憶,聴覚的な記憶などの困難さ)などが特徴です。ASDの特徴をもっていても,十分に社会に適応し,生活を送っている方々も多く存在します。一方で,ASDの特徴があるからこそ,会社で仕事のミスが連発してしまう,同僚とうまくいかないこと,学校では授業に集中できずに生活が困難になってしまうことなどとった問題が生じていることもあります。
ここでは医療と協働しながら,個人の特性を精査し,必要なスキルを拡充するお手伝いを行います。具体的には,心理検査を用い,個人特性を精査し,有効といわれる方法を試しながら,より良い生活を送ることができるようお手伝いします。
ASD以外の発達障害についても詳しくはお問合せください。
悲惨な体験をし,それがフラッシュバックとして再体験されることが主な特徴となるものです。悲惨な体験とは,災害や事故などといったものから,暴力や人間関係の問題など,個人的な体験まで多様です。PTSD対して,有効な心理療法が開発され,効果が認められています。カウンセリングや有効性が認められる心理療法を通して,PTSDという課題へアプローチします。
環境への不適応とも密接に関係しますが,気分の落ち込みや不安感など,私たちを苦しくする状態に対しても,カウンセリングは有効な手段です。また,気分の落ち込みや不安は,場合によって医学的関わりが必要になります。担当するカウンセラーが的確にアセスメント(詳しく状態を把握)し,必要に応じて提携医療機関を紹介し,連携しながら支援を行います。
多くの問題の背景には対人関係の問題が潜在しています。普段の生活の中で,何とか対処できる対人関係の問題もあれば,複雑に絡まり合い,自分自身だけではどうにも対処することができない,とても苦しい対人関係の問題もあります。
時間をかけてゆっくりお話しを伺い,こうした他者を含む問題を解決するための専門的な方法(たとえば,対人関係療法など)を適用することで,より良い毎日を過ごすことを目指します。
職場や学校など我々が生活するあらゆる環境では,少なからずストレスを抱えることもあります。こうしたストレスに上手に対処することで毎日の生活を送ることができているとも言えますが,十分に対処することができなくなってしまった時,環境への不適応感を抱え,心理的にも身体的にも不調をきたしてしまうことがあります。
こうした不調の状態は,個々人の努力次第で回復できないことも多く,カウンセラーとのやり取りを通じて回復を目指すこともひとつの有効な手段です。
ストレス社会と形容され長い年月が経ちます。また,近年,ストレスの問題はより一層われわれを困らせる要因となっているといえます。ストレスのメカニズムを知り,対処する方法を手に入れることは,ストレスマネジメントの第一歩です。
より健康的な生活を送ることを目指し,ストレスコーピング(ストレス対処)やストレスマネジメントについて一緒に考えます。
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